Windowsに仮想環境(VMware)を構築する

2020年4月15日水曜日

VMware Windows

t f B! P L

久々にWindowsで記事を投稿します。

なんかBloggerの見た目が変わってましたが、そのあたりは、
別の記事で。使いやすくなってるといいのですが。。。

本題に戻ります。

VMware で仮想環境を構築しよう


仮想環境構築ですが、今回はVMwareを使ってみたいと思います。

仮想環境の種類

Windowsに導入可能な仮想環境は、いろいろありますが、
主には、以下があります。
  • Hyper-V
  • VMware
Hyper-VはMicrosoftが開発元となっており、Windows10 pro以上なら標準で搭載されている機能です。ただ、MacOSでは使えません。

その点、VMwareは、VMwareが開発元で、仮想環境シェアNo.1で、フリー(非商用利用)で使えます。

VMware の種類

以下が、VMwareのラインナップです。
  • VMware Player (Windows版)
  • VMware Fusion(Mac版)
  • VMware ESXi(サーバ版)
ゲストOSとして仮想環境上で動作するOSも
  • Windows
  • Linux
  • MacOS(VMware非公式)
となっています。

将来的には、ESXiに移行するなんて夢もあるので、今回、Windows10 に構築するのは、VMware Player にします。

では、早速、ここからダウンロードとインストールです。

Windows10 に VMware をインストールする方法


まずは、ダウンロードから。

ダウンロード


以下の VMware のサイトから VMware Player 15.5.2をダウンロードします。

VMware ダウンロードサイト



画面右上の方にある [今すぐダウンロード]  を選択します。


今回の導入先は、Windows10 なので、VMware Workstation 15.5.2 Player for Windows 64-bit Operating Systems を選択します。
Windows 64bit OS専用の VMware Player になります。

ちなみに、Windows 32bit版は、VMware Player 6 Plus という製品が最後になっているようです。

32bit版は、ホストOSのメモリ制限があるので、ゲストOSのレスポンスも悪くなるのでお勧めできません。


上の画面のようになったら、ダウンロードが完了です。

インストール

ここからがインストールです。

ブラウザ左下から [開く] を選択します。


以下のような画面が表示されたら、[はい] をクリックします。


以下のような画面が表示されインストールの準備が開始されます。


以下のような画面が表示されたら、[次へ(N)] をクリックします。


以下のような画面が表示されたら、[使用許諾契約書に同意します] にチェックを入れ、[次へ(N)] をクリックします。


以下のような画面が表示されたら、[拡張キーボードドライバ]にチェックを入れ、[次へ(N)] をクリックします。インストール先を変更する場合は、[変更]をクリックして変更します。


以下のような画面が表示されたら、[次へ(N)] をクリックします。
(「VMware カスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加します(J)」のチェックは不要なら外してもいいです。)


以下のような画面が表示されたら、[次へ(N)] をクリックします。
(これも不要なら適宜チェックを外してもいいです。)


以下のような画面が表示されたら、インストール準備完了です。
[インストール次へ(I)] をクリックしてインストールを開始します。


以下のような画面が表示されたら、インストールが始まります。


以下のような画面が表示されたら、インストール完了です。
[完了(F)] をクリックします。


以下のような画面が表示されるので、[はい(Y)] を選択し、Windows の再起動をします。


Windows が起動したら、ログインします。

VMware Player を起動します。
起動は、ショートカットアイコン/スタートメニューから可能です。


Windows 10のタスクバーの検索ボックスに「vmplayer」と入力して起動することも可能です。


これで、VMwareのホストOS側のインストールは完了です。

VMware Player 15.5.2 で修正された問題

VMSA-2020-0004がVMwareの既知問題としてナンバリングされており、CVEベースで以下の3件について修正されています。
  1. CVE-2020-3947(VMSA-2020-0004)
  2. CVE-2020-3948(VMSA-2020-0004)
  3. CVE-2019-5543(VMSA-2020-0004)

CVE-2020-3947


対象:VMware Horizon Client for Windows, VMRC for Windows, VMware Workstation,VMware Fusion
重要度:Critical
脆弱性:vmnetdhcpの解放後使用の脆弱性
危険性:この問題の悪用に成功すると、ゲストからホストでコードが実行されるか、攻撃者がホストマシンで実行されているvmnetdhcpサービスのサービス拒否状態を作成できる可能性があります。

CVE-2020-3948


対象:VMware Workstation,VMware Fusion
重要度:Critical
脆弱性:Cortado Thinprintのローカル権限昇格の脆弱性
危険性:仮想印刷が有効になっているLinuxゲストVMに管理者以外のアクセス権を持つローカルの攻撃者は、この問題を悪用して、同じゲストVMのrootに権限を昇格する可能性があります。

CVE-2019-5543


対象:VMware Horizon Client for Windows, VMRC fow Windows , VMware Workstation for Windows
重要度:Important
脆弱性:VMware Horizon Client、VMRCおよびワークステーションの権限昇格の脆弱性
危険性:ソフトウェアがインストールされているシステムのローカルユーザーがこの問題を悪用して、任意のユーザーとしてコマンドを実行する可能性があります。

VMware Player 15.5.1 以前を使用している方は、15.5.2にアップデートしておきたいですね。
次回は、構築した仮想環境にゲストOSをインストールをしてみたいと思います。

参考情報


VMware公式サイトーVMware Workstation Player | VMware | JP

VMware公式サイトーVMware Workstation Player for Windows ドキュメント

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